【行政】富山市:11年度当初予算案 一般会計、1621億1000万円 富山

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◇義務的経費50%超え

富山市は24日、11年度当初予算案を発表した。
市内企業の業績改善で法人税の大幅増収が見込まれる一方、子ども手当や生活保護費の増額で義務的経費が増え
歳出に占める割合が初めて50%を超えた。
一般会計は前年度当初比1・7%増の1621億1141万円と、ほぼ前年並みの堅実予算となった。

来年は総合計画の最終年度にあたることから、子育てや環境・災害対策▽中心商店街のにぎわいづくり▽歩いて
暮らせるまちづくり−−などに重点を置いた。子ども手当は約59億円を計上した。

介護保険事業など18特別会計は総額1215億2933万円で同2・8%増、水道・病院など4企業会計は
昨年とほぼ同額の同440億163万円となった。来月3日開会の3月議会に提案される。

◇市債残高過去最高
■歳入

市税が個人、法人税とも3年ぶりに持ち直し、約692億円と前年比約25億円増。
それでも約90億円の財源不足が見込まれるため、都市整備基盤など四基金から計約10億5000万円を取り崩した。

市の借金にあたる市債は約227億円を発行。
残高(11年度末見込み)は2496億円と、市町村合併後の最高額となった。
合併当初、満額(約597億円)比85%まで発行する予定だった特例債は33億円を積み増し、累計87・7%に達した。

◇退職手当大幅増額
■歳出

退職者の大幅増に伴って退職手当が8億円増えたほか、子ども手当、生活保護費の増額で、義務的経費が前年比5・5%増の
815億円。
一方、角川介護予防センターや屋内競技場など、大型公共施設の建設が今年度で完了することから、建設事業費は約244億円
と前年度を約10億円下回った。

子ども手当を含む民生費は前年度とほぼ同額の約513億円で、一般会計に占める割合は31・7%。
土木費は西町の再開発事業などで268億円(同9・1%増)となり、構成比も前年を1・1ポイント上回った。

ガラスの街づくり関連予算では、体験機能を充実させた「新ガラス工房」の整備費、大都市圏での販路拡大のための事業費など
計1億9711万円余りを盛り込んだ。

事業再点検チームによる見直しでは、飛越交流事業を含む21事業と施設の廃止など計73件が対象となり、事業費ベースで
約3億円の節減となった。

記者会見した森雅志市長は「子ども手当など国が一方的に『公費負担』と発表し、地方負担分を予算計上しなければならない
ケースが増えた。事前に協議の場が必要だ。子ども手当が国会を通過しなかった場合の準備などもあり、厳しい状況だったが、
その中でも基金をできるだけ取り崩さないなど持続可能な健全財政を目指した」と話した。

◇主な新規事業
中国・秦皇島市友好都市締結30周年記念事業費185万円▽市史編さん事業費1031万円▽プロ野球オールスター戦誘致事業費
64万円▽私立保育所等補助事業費6347万円▽保育所冷暖房設備事業費600万円▽河川敷レンタサイクル事業費133万円▽
買い物困難者の買い物支援事業費102万円▽子宮けいがん等予防接種費3億4378万円▽イタイイタイ病資料館(仮称)整備
事業2000万円▽農業者戸別補償制度推進事業費2500万円▽園芸新規担い手支援事業2000万円▽商店街等活性化推進費
840万円▽富山のガラスと食味わい事業費100万円▽立山山麓(さんろく)スキー場アドベンチャー施設設置費1200万円▽
不二越・上滝線活性化推進事業費1570万円▽ファミリーパーク乗馬を通した「からだとこころの健康事業」費1000万円
▽学校用務員連携事業費101万円。


▼毎日jp(毎日新聞) [2011年2月25日]
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20110225ddlk16010425000c.html

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