【行政】合併後で最大規模／つがる市当初予算案　青森

つがる市は２５日、２０１１年度当初予算案を発表した。
一般会計の総額は前年度当初比８・７％（１８億３０００万円）増の２２８億６０００万円で、
４年ぶりの増額とともに合併後過去最大規模となった。
新規事業を最大限抑え、公債償還に必要な資金を積み立てる減債基金からの繰入金３億４３３３万
３０００円を繰上償還に充てるなど適正な財政秩序維持に努めた編成となった。
特別会計は１１３億２４０８万円で、同０・８％（８４８６万８０００円）の増。

歳入は、市税が前年度を４・３％下回る２１億９０２４万３０００円。
地方交付税は前年度当初比２・４％増の１０６億円。市債は同２５・２％増の３４億３８００万円、
国庫支出金のうち米軍再編交付金は３億７７８７万７０００円を見込んだ。
自主財源比率は１６・１％（同０・２ポイント増）となった。

歳出は人件費が減少したものの、扶助費が同５・３％増の３６億２３５３万４０００円に膨らみ、
義務的経費は５４・５％。投資的経費は前年度比１０・３％増の２８億１４１２万８０００円。

主な新規事業は、ひなた児童館建設１億３６０８万８０００円、中学生までの医療費を無料化する
子ども医療費無償化事業３５７０万３０００円、農産物直売施設実施設計委託料２６３７万円など。

福島弘芳市長は「本市の基幹産業は農業。農家の元気が地域経済活性化につながるので、競争力強化に
向けた施策を継続し、農業団体や商工会と一体で活路を見いだしたい」と述べた。


▼陸奥新報　[2011/2/26 土曜日]
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/02/15298.html

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