【医療】パーキンソン病手術に新技術=神経領域特定し精度向上―和歌山医大

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パーキンソン病手術に新技術=神経領域特定し精度向上―和歌山医大
時事通信社 2月25日(金)23時44分配信

 和歌山県立医科大は25日、パーキンソン病手術の精度を高める新たな技術を開発したと発表した。
脳深部の神経核の一部である淡蒼球(たんそうきゅう)の中でも、身体運動に直接関わる神経領域を
特定するもので、治療の選択肢が増えることも期待される。

 パーキンソン病の手術や治療では、胸に埋め込んだ刺激装置から視床下核と呼ばれる脳の深部に、
持続的にパルス電流を流して症状を抑える方法が主流だが、視床下核にはあらゆる神経が
集中しているため、認知症状やうつ症状などの副作用も指摘されていた。一方、淡蒼球をメーンとした
手術では、精神的な合併症が起きる確率は小さいが、精度の向上が課題だった。

 同大などの共同研究チームは、淡蒼球に太さ約1ミリの電極を差し込み、運動中枢である
大脳皮質から電気刺激を送って反応を測定。大脳皮質と連動する神経領域を特定できる技術を
開発した。これにより、パーキンソン病の症状抑制に最も効果的な同領域にピンポイントでパルス電流を
送ることが可能となり、淡蒼球手術の精度向上だけでなく、効果の長期持続も望めるという。

 同大の小倉光博講師(48)は「パーキンソン病の手術や治療で選択肢が増えれば」と話している。 

http://news.nicovideo.jp/watch/nw35688
2名前をあたえないでください:2011/02/26(土) 00:40:04.95 ID:BtJheJYp
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