【地域】新都心開発撤退、２億6000万円で和解へ　三菱地所など埼玉県に[2/22]

埼玉県は21日、ＪＲさいたま新都心駅前の高層複合ビル建設事業から撤退を決めた
三菱地所などが、事業主体だった埼玉県に２億6000万円を支払うことで和解する方針
を発表した。了承を得るための議案を24日に２月定例議会に提出する。可決されれば
年度内に和解で合意する見通しだ。

和解金には事業に関わった職員の人件費約２億1200万円や事業費などが含まれる。
慰謝料に相当するものは含まれていないが、県は「妥当な額」としている。可決されれば
年度末までに支払いを完了させ「お互い債権債務の関係はない」との合意書を交わす予定だ。

三菱地所など４社は共同で、埼玉県やさいたま市、都市再生機構が土地を保有する
さいたま新都心駅前の「第８―１Ａ街区」に複合ビルを建設する計画だったが、昨年
７月に事業からの撤退を表明した。今回の和解で開発計画は白紙に戻る。今後の
土地利用について、県は「現時点では未定」としている。


http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E0E3E2E5868DE0E3E2E0E0E2E3E39EE5E0E2E2E2;av=ALL

三菱地所は、埼玉なんて開発する価値がないと判断したのか

8802 三菱地所 ［不動産業］ http://www.mec.co.jp/

三菱グループ中核企業の一角。三井不動産と双璧。丸の内の高層化を推進。海外事業にも地力
賃貸は新ビルや大型物件売却なく低下。が、マンションは評価損一巡で黒字転換し小幅増益。12年３月期は新ビルなく賃貸横ばい。新会社移行のマンションが6000戸超と販売堅調で営業益微増。
都内の資産開発竣工予定は北新宿２丁目が11年５月、晴海２丁目が12年３月、新宿６丁目が12年４月。ヨーロッパキャピタル社に出資し欧米亜での投資強化。