韓国統一省はこのほど、北朝鮮で行政区分が改正され、「革命の心臓部」と呼ばれる首都、
平壌の面積が約半分に縮小されたと発表した。
深刻な食糧難が続く中、特別な恩恵を受けているとされる平壌市民は約300万人から
50万人程度減ったとみられるという。
統一省が、北朝鮮で発行される朝鮮中央年鑑で確認した。
平壌市南部の江南郡など4地域が黄海北道に編入される一方、平壌南西の南浦市は拡大された。
韓国政府当局者によると、配給制度が事実上崩壊している北朝鮮でも、平壌市民は今も配給を
受けている。
祝賀行事などで動員されることも多い半面、年金などで優遇されているという。
平壌から切り離された地域は、田畑が多くを占めるという。
▼asahi.com(朝日新聞社) [2011年2月18日23時58分]
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