【社会】「全力で安全対策に取り組む」 PCB漏出事故、JESCOの安全対策了承 [02/12]

ＪＥＳＣＯの安全対策　了承　読売新聞 2月12日配信


昨年相次いだＰＣＢ（ポリ塩化ビフェニール）漏出事故を受けて、日本環境安全事業（ＪＥＳＣＯ）
豊田事業所が行った安全点検の内容を検討する豊田市ＰＣＢ処理安全監視委員会（委員長
＝松田仁樹・名古屋大教授）が１１日、同事業所で開かれ、ＪＥＳＣＯの安全対策を了承する
ことで意見が一致した。ＪＥＳＣＯは、今年初めから自主的に操業を全面停止して点検を行い、
今月２日に再生計画報告書を市に提出していた。

委員会では、ＪＥＳＣＯ側が総点検の内容を報告。委員からは「見直しした手順書に重要度の
区別はつけているのか」などの質問や、「過去の事故の教訓が生かされていない。過去の事故に
おける再発防止対策をもう一度点検してほしい」などの意見が出た。また、立ち入り調査を行って、
事故が起きた個所などで取られた対策を確認した。

同事業所の庄賀文彦所長は「運転会社と一緒になって、全力で安全対策に取り組むことを
約束する」と表明し、松田委員長は「二度とこのようなことが起きないよう研さんを積んでほしい」
と要望した。


▽読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20110211-OYT8T00828.htm

▽参考画像
中央制御室を立ち入り調査する安全監視委のメンバー（写真奥）
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110211-278145-1-L.jpg

漏れたら射殺でおｋ