【社会】海上警察権、見直すのはなぜ? 海洋権益めぐる対立が背景に [02/12]

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質問なるほドリ:海上警察権、見直すのはなぜ?=回答・石原聖
毎日新聞 2月12日配信


<NEWS NAVIGATOR>

◆海上警察権、見直すのはなぜ?
◇手続きの迅速化が課題 海洋権益めぐる対立、背景に

なるほドリ 尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件を踏まえて、海上警察権のあり方を
見直すことになったそうだね。そもそも海上警察権って何?

記者 刑事訴訟法や海上保安庁法などに基づき、海上交通の安全確保や犯罪捜査など
のために海上保安官に与えられた権限です。海上保安官は警察官と同じ「司法警察職員」
なので、海上での捜査や取り締まりにあたりますが、海は人類の共通財産という観点から、
保安官の権限は国際法の制約を受けるという特殊性があります。

Q 制約って?

A 国連海洋法条約という世界共通の「海の憲法」があり、外国船舶は相手国に害を与え
なければ領海内を通過できる「無害通航権」が認められます。また軍艦と外国政府の船
(公船)は、「動く他国の領土」と位置づけられ、大使館と同様に「治外法権」が認められます。

Q 領海内でも手を出せない時があるんだね?

A はい。公船には立ち入り検査ができません。例えば、尖閣沖に現れる中国の漁業監視船
は公船なので、巡視船が待ちかまえて領海に入らないようにするか、退去を警告する以外に
手段がありません。

Q 一般の外国船の場合は?

A 保安官が立ち入り検査して航行目的や積み荷などを尋ね、場合によっては逮捕します。
逃げた船には巡視船が船体をあてて、保安官が乗り移る場合もあります。ただ、積み荷の検査
などには相手の同意が必要で、得られない場合には捜索令状が必要になります。

Q なぜ海上警察権の見直しが必要になったの?

A 国家間で海洋権益を巡る対立が発生するなど領海に関する情勢が変化し、より迅速な
対応が必要になったためです。1月に馬淵澄夫前国土交通相が示した基本方針に基づき
見直しを進めています。例えば、海上では捜索令状の請求など手続きに時間がかかるという
問題があります。任意でも相手の抵抗を排除して検査ができると明記できないかなどの議論
がされています。

Q 海保だけでは装備や人員が手薄などの理由から、自衛隊も領海警備ができるようにすべき
だという意見もあるよね?

A 今回は海保だけの議論です。ただ、基本方針でも、政府全体での検討の必要性を指摘
しており、今後、関係省庁での議論が進むかもしれませんね。


▽毎日新聞
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20110212ddm003070092000c.html

▽参考画像
尖閣諸島周辺海域を航行する中国の漁業監視船「漁政310」(手前)
=2010年11月
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/images/20110212dd0phj000010000p_size5.jpg
2名前をあたえないでください:2011/02/14(月) 00:58:10 ID:jUl4ldlH
>尖閣沖に現れる中国の漁業監視船は公船なので、
>巡視船が待ちかまえて領海に入らないようにするか、退去を警告する以外に手段がありません。

では日本国も同等の公船を尖閣諸島に派遣すべきだろう
大きな武器を積んだ奴な
3名前をあたえないでください:2011/02/14(月) 02:23:01 ID:R2GIf09f
>>2
甘い
厨獄沿岸に自衛艦を派遣すべき

>なるほドリ
センス0だな、ヘンタイ新聞w
4名前をあたえないでください
日本領である竹島付近にすら、日本の船は近づけないんでしょ
情けないな