名鉄と名古屋市営地下鉄・バスなどで共通利用できるICカード乗車券manaca(マナカ)の
運用が11日始まる。磁気券と異なり、改札機にカードを触れさせるだけでバッグや財布に入れた
ままでも使用でき、切符以外の買い物にも使える電子マネーの機能が付くのが最大の特徴。
名称は「日本の真ん中、くらしの真ん中をつなぐ」との意味を込めた。
導入されるのは名鉄(蒲郡線と広見線の一部を除く)、名鉄バス(蒲郡地区を除く)と名古屋市営
地下鉄、市バス、あおなみ線、ゆとりーとライン、豊橋鉄道。
ICカード乗車券はICチップが埋め込まれ、券売機で入金して繰り返し使用できる。
定期券としても使え、ICチップで利用者を認識、不正使用を止められるため、これまでできなかった
紛失時の再発行が、記名式なら可能になる。
2001年にJR東日本がSuica(スイカ)を導入したのを機に全国の公共交通機関でIC化が
進み、JR東海は06年にTOICA(トイカ)を発売。中部地方は首都圏と異なり、マイカー率が
高く、複数の公共交通機関をまたがる利用が少ないため、他の交通事業者への広がりが遅れていた。
マナカは12年春にトイカ、13年春にスイカとの相互利用を予定している。
最終的には1枚のカードで近鉄など私鉄を含め全国の交通機関で利用できるようになる。
移行期間中は、カードによって電子マネーを利用できる店に差ができ、相互利用が始まっても使用時の
特典などはカードごとにさまざま。どのカードが自分にとって最も便利なのかを見極めるための買い
控えも予想される。
▼中日新聞 [2011年2月11日 00時19分]
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011021190001950.html ※関連スレ
【社会】IC乗車券「マナカ」11日スタート ポイント還元、各社が独自設定(DAT落ち)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1296896685/