別府で野鳥の監視強化
別府市で、死んでいた野鳥1羽に鳥インフルエンザの疑いがあることが
わかったことから、大分県では現場のため池の近くなどで、ほかの野鳥に
異状がないか監視を強めています。
7日に別府市のため池で、野鳥のおしどり1羽が死んでいるのが見つかり、その後の
県の遺伝子検査で「H5型」の鳥インフルエンザの疑いがあることがわかりました。
これを受けて県は念のため、見つかった場所から半径10キロ以内を「監視強化区域」に
定め、川や池などで野鳥を監視する日数を、これまでの倍の1か月10日間に増やして、
弱った野鳥や死んだ野鳥がいないか確認しています。
このうち、死んだおしどりが見つかった別府市のため池では、9日、県の職員などが
池の様子を写真に撮りながら、双眼鏡でため池の周辺で異状がないかどうか
確認していました。
県では、このため池の周辺に消石灰をまいて消毒を行ったほか、死んでいたおしどりを
鳥取大学に送って詳しい検査を進めています。
02月09日 20時20分
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5073948161.html