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岡本倶楽部、破綻状態で新ホテル計画宣伝
会員制温泉リゾートクラブ「岡本倶楽部」を運営する「オー・エム・シー」(東京、破産手続き中)の
預託金詐欺事件で、同社の元実質経営者で元山口組系暴力団組員の大東正博容疑者(59)ら
が昨年1月、同社が破綻状態だったにもかかわらず、大型リゾートホテルの新規オープンを宣伝
するパンフレットを会員らに送っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
警視庁などは、ホテル計画には実現性がなく、会員による預託金返還請求などを抑え込むため、
同社の経営が健全だと装う狙いだったとみている。
会員らに送付されたパンフレットに記載されていたのは、京都・丹後半島の既存のホテルを買収し
、新たに「久美浜岡本ホテル」(仮名称)をオープンさせるという計画。全室300室、収容人数1200人
以上で総床面積1万坪の大型リゾートホテルをうたっていたが、オープン予定日などは書かれておらず、
同庁幹部によると、大東容疑者らがホテル計画を具体的に進めていた形跡も確認できなかったという。
(2011年2月9日03時04分 読売新聞)
▽ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110208-OYT1T01216.htm?from=main4 ▽【事件】「岡本倶楽部」事件、組織的詐欺容疑で3人逮捕
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1297095302/