【選挙】名古屋トリプル投票 河村・大村氏当選と市議会解散確実 [02/06]

このエントリーをはてなブックマークに追加
57名前をあたえないでください
福祉経験浅い業者が大半 多額加盟金問題、要求通り契約

 愛知県高浜市の福祉サービス会社「ジョブスマイルサービス(JSS)」が、障害者雇用施設の設立・運営の
指導契約を結んだ業者と多額の加盟金など契約内容をめぐり訴訟となっている問題で、業者の大半は十分な福祉の
知識や経験がなく新規に参入していたことが分かった。
 トラブルの背景には、業者がJSS側に言われるがままに金を支払う契約を受け入れたずさんさもあるとみられ、
県は昨年末から新たな施設運営業者に対する指定のあり方を見直している。
 JSSと契約した業者の大半は運輸や製造、サービス業などから新規に参入。そのうちもともとサービス業を
営んでいた名古屋市の業者は一昨年、知人からJSS社長(42)を紹介された。障害者雇用を促すため国や
県から訓練給付金が受けられる事業を営むノウハウを学ぶため、契約時に加盟金1050万円のうち525万円を
納入した。
 この業者によると、JSSの取締役や顧問だった次期愛知県知事の大村秀章氏(50)の元秘書(31)に
新しい施設を造るため出張の同行を頼むと、「大村氏の事務所に政治献金してくれれば行く」と言われ、5万円を
渡したこともある。
 しかし、現在は加盟金や手数料に見合う中身のある指導がないとして、契約解除を求めている。「当時は元秘書に
逆らったら仕事ができなくなると思い、言われるままだった」と証言する。
 運輸業から参入した愛知県尾張地方の別の業者もJSSに加盟金525万円を納付。元秘書から大村氏への献金と
パーティー券購入を求められて応じた。障害者雇用事業の開始後、毎月数十万円の手数料もJSSに支払ったが、
昨年末、県の調査で障害者の就労状況を記す書類に不備が判明。訓練給付金の一部の返還を求められた。業者は
「JSSに言われた通りやっただけ」と困惑している。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020990172203.html