【介護】低コスト「お泊まりデイサービス」 在宅支援か施設利用促進か [02/04]

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1宇宙三銃士スターボー(110320)φ ★
msn産経ニュース

「お泊まりデイ」 「必須サービス」介護家族に待望論
2011.2.4 07:24 (1/3ページ)

 要介護の高齢者が通いで利用するデイサービス(通所介護)。デイ終了後に宿泊もできる「お泊まりデイ
(宿泊付き通所介護)」を平成24年度から介護保険で行うことが検討されていたが、難しい情勢だ。
お泊まりデイをめぐっては、「質が保てるか」「既存のサービスと、どう整合性を取るのか」などの慎重論が
ある一方、「在宅で介護する家族には必須のサービス」との声も根強く、調整が注目されている。(佐藤好美)

 1月のある夜。東京都台東区にあるデイサービスセンター「茶話(さわ)本舗・蔵前」で、7人の高齢者が
食事を始めた。エビカツ、切り干し大根、長イモ短冊、みそ汁、ご飯−。夕食はスタッフがキッチンで作った。
食事が午後7時前に終わると、4人が送りの車で帰宅。3人は和室と洋室に別れて寝る支度を始めた。

 茶話本舗では、介護保険のデイサービスは9〜17時だが、その後に延長や泊まりの利用もできる。
全額自費だが、泊まりは1回800円、夕食は400円、延長は夜間・早朝とも1時間100円と安い。

 平成19年に全国48事業所だった茶話本舗は24時間・365日の介護サービスを売りにしたフランチャイズ
で、現在は336事業所に急成長した。泊まり事業は単独では赤字だが、茶話本舗を展開する日本介護
福祉グループの斉藤正行副社長は「一般のデイは従業員の勤務時間に合わせ、土日は休みで終了
時間も早い。それでは家族は仕事も続けられないし、休むこともできない。利用者本位で作った」と言う。

 泊まりが赤字な分、日中のデイは定員(10人)の8〜9割の稼働率を目指す。初期投資を抑えるため、
古い民家を借り、手すりを付ける程度の改修で済ませる。こぢんまりとした空間は落ち着くが、段差も
多いのでスタッフは通常の倍の数を置く。

 蔵前の茶話本舗で延長を利用する女性(87)は要介護2で軽い認知症がある。夫(73)が仕事から
帰る午後7時に合わせて帰宅する。離れて暮らす娘は「以前に別のデイを利用していたときは午後4時
頃に帰ってきて、その後、1人で出歩いたり、不要な買い物をしたり、うまくいかなかった。年金だけでは
暮らせないし、老夫婦2人で家に籠もるより、茶話本舗さんに行けば刺激もある。本当にありがたい」。

 介護保険外のサービスだから規制がなく、値段も安いため、中には長期利用者もいる。左半身まひで
要介護2の男性(65)は1年以上ここで暮らす。費用は介護保険の利用料も含めて月約11万円。
個室はないから1人にはなれないが、男性は「1人になると飲んじゃうからね」と笑う。アルコールで
何度も失敗したからだ。

(>>2以降に続きます)
2宇宙三銃士スターボー(110320)φ ★:2011/02/04(金) 17:58:19 ID:???
 斉藤副社長は「本来、在宅支援なので、長期利用はあるべき姿ではない。各事業所に1人いるか
どうかだが、ケアマネジャーと出口を探す努力はしている」と話す。

                   ◇

基準と費用のジレンマ…現行制度に“限界”

 東京都は今年度、認知症デイサービスを行う都内の2事業所に補助を出し、時間外や泊まりの試行
事業を行った。
その1つ、NPO法人「サポートハウス年輪」(西東京市)は実施にあたり、常勤職員を3人増やした。
この事業所規模なら必須でないスプリンクラーも、都の要請と補助で設置した。延長の利用は都の
方針で月6日まで、宿泊の利用は月3連泊まで。利用料は宿泊が1回1575円、延長が1時間525円だ。

 年輪の安岡厚子理事長は「認知症の人の家族からは、使い慣れたデイで泊めてほしいという声が
多い。今の制度では、高齢者がデイを利用する日も家族は午後5時には家にいないとならない。
泊まりが使えれば、家族は月数回は安心して眠れるし、延長を使って仕事を続けることもできる」と
必要性を訴える。

 厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会では昨年、「お泊まりデイ」をめぐり、意見が対立した。

 「男女を同じ部屋で宿泊させていたケースがある」「泊まりが必要ならショートステイ(短期入所)で
対応すべきだ」などの反対意見の一方で、「家族の病気や休息のためのサービスが必要」「介護負担が
減れば施設入所の要望も緩和される」などの待望論もあった。

 厚労省の調査では、デイサービスの99%以上が8時間未満。延長は1%も提供されていない。送迎
の都合もあり、その8時間も目いっぱいは利用できないのが普通だ。

 家族の休息に使われるショートステイのサービスは緊急利用が難しいうえ、日頃使い慣れない施設で
状態が悪化することもある。認知症の人が泊まりも通いもできるよう作られた「小規模多機能型住宅介護」
は開設要件が厳しく、数が増えない。

 お泊まりデイに待望論はあるが、保険適用するなら人員配置や設備、宿泊日数に基準が必要だ。しかし、
基準づくりは難しい。厳し過ぎれば費用もかさみ、民家で家庭的なサービスを提供する良さも失われかねない。
ジレンマの中で関係者からは「次の介護報酬改定で泊まりは無理でも、延長に厚い報酬がつけば、在宅介護で
助かる人はずいぶん増えるはず」との声が上がる。

 安岡理事長もこう話す。「今の在宅サービスは、専業主婦が家にいて高齢者を送っていけば待っているという
制度設計になっている。しかし、単身や老々世帯が増え、高齢者を帰しても夕食が取れなかったり、親子2人
世帯で子供が仕事を辞めざるを得なかったりする。国が在宅介護を進めたいなら、在宅サービスとして何が
必要か、本気で考える必要がある」

▽ソース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110204/trd11020407260002-n1.htm
3名前をあたえないでください:2011/02/04(金) 18:10:12 ID:s0EFN7Mn
>>1
これ旅館業法に抵触するだろ。
4名前をあたえないでください:2011/02/04(金) 18:45:37 ID:MNNeKajq
>>3
座布団を枕にすればオk
5名前をあたえないでください:2011/02/04(金) 18:46:21 ID:pIKQMwh0
緊急利用が難しいのは一緒だろ?
6名前をあたえないでください:2011/02/04(金) 22:49:46 ID:34lJamI/
長生きしちゃいかん!
7名前をあたえないでください:2011/02/05(土) 20:44:06 ID:58kBjNtq
しわ寄せがくるのはいつも介護職員
8名前をあたえないでください:2011/02/05(土) 21:27:42 ID:CC+TGLHF
俺もね傘はね?
9名前をあたえないでください
>>4
ハンカチを下に敷けばいいんだっけ?