【経済】証券4社減収 4〜12月期決算、みずほも赤字に[02/03]

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大手証券5社の2010年4〜12月期決算が2日、出そろった。株式市場が低迷
しているため、野村ホールディングスなど4社が減収になった。中間決算の大和証券
グループ本社に続き、みずほ証券も純損益が赤字になった。

株式売買収入の低迷に加え、これまで各社の収益を支えてきた債券売買収入も
減少した。10〜12月期に日本や米国で債券価格が下落したのが響いた。特に、
みずほ証券は10〜12月期の債券売買収入が28億円の赤字だった。

野村は、法人部門が大塚ホールディングスの新規上場や東京電力の増資といった
大口案件を引き受けたが、法人部門と投資銀行部門の収入は前年同期比28%
減と苦戦が続く。ただ、足元では両部門とも引き合いが増え始め、株式売買仲介や
投資信託販売などの国内営業も「各支店の投資セミナーは(盛況で)追加開催や
立ち見も出ている」(仲田正史執行役)という。

日興コーディアル証券は大手では唯一の増収になった。特に親会社の三井住友
銀行との連携で力を入れている法人部門の収入が増えた。


http://www.asahi.com/business/update/0203/TKY201102030004.html