【国際】ムバラク大統領の退陣要求拡大 米、暫定政権樹立を支持

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1おばさんと呼ばれた日(100119)φ ★
ムバラク大統領退陣を求めるエジプトの大規模デモは31日も続き、「ムバラク後」をにらんだ
大統領への包囲網構築の動きが加速した。野党勢力はデモ発生から1週間となる2月1日、
全土のゼネストと首都カイロでの100万人規模のデモ行進を計画。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、30年間にわたる強権体制を事実上支えてきた米政府は
ムバラク氏退陣と暫定政権樹立を追求する姿勢に転換、同氏はさらに追い詰められた。

日本政府は31日、カイロ国際空港に足止めされていた日本人観光客らのためにチャーター機
派遣を決定。カイロ―ローマ間を往復させ、国外退避を進める。これとは別に同日、観光客ら
約340人がエジプト航空機で成田空港に帰国した。

カイロ中心部のタハリール広場には31日も数千人のデモ隊が集結し、ムバラク体制打倒を訴えた。
略奪は各地で横行しており、ロイター通信によると、北東部イスマイリアのローマ時代の文化財を
収蔵する博物館や、カイロ郊外のサッカラ遺跡付近の文化財収蔵庫も略奪を受けたことが同日分かった。

米ホワイトハウスによると、オバマ大統領は中東諸国首脳らとの電話会談で「エジプト国民の
願望に応える政府への秩序ある移行」を支持。

ソース
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011013101000703.html