宮崎県は31日、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た高鍋町の養鶏農場の鶏について、詳細検査で高病原性鳥インフルエンザ感染を確認したと発表した。県は同日朝から、この農場のブロイラー約4万羽の殺処分を始める。
宮崎県内の鶏の感染は今冬計6例、国内では同計9例となった。
県は、この農場から半径10キロ圏で、鶏や卵の移動を禁止する制限区域を新たに設定する。
高鍋町の農場では30日、鶏90羽が死に、簡易検査で5羽のうち4羽から陽性反応が出ていた。
同県では22日以降、宮崎、延岡両市と新富、都農、川南の各町で感染を確認。鶏50万羽以上が殺処分された。
http://www.daily.co.jp/society/main/2011/01/31/0003773669.shtml