学級閉鎖で子ども預かりサービス
インフルエンザの流行で学級閉鎖などが相次ぐなか、渋川市では、仕事などで子どもを
1人にしておけない家庭の子どもを預かるサービスに問い合わせが相次いでいます。
群馬県によりますと、28日、インフルエンザで学級閉鎖などの措置をとった県内の
公立学校はあわせて69施設にのぼるということです。
このうち全校児童96人の渋川市の刀川小学校では3つの学年が28日から学年閉鎖と
なり、登校した児童は半数にとどまりました。 登校した児童たちはインフルエンザを
予防しようと授業の前に手洗いやうがいなどをしていました。 刀川小学校の疋田克彦校長は、
「手洗いやうがいを徹底させてこれ以上の感染の広がりを防いでいきたい」と話していました。
こうしたなか渋川市では、仕事などで子どもを1人にしておけない家庭の子どもを預かる
サービスに問い合わせが相次いでいます。 このサービスは、市が設置しNPO団体が
運営する「しぶかわファミリーサポートセンター」が行っているもので、事前に登録すると
有料でほかの家庭で子どもを預かってもらえます。
センターには28日にも預け先に困った親からの電話が寄せられていました。
ファミリーサポートセンターの池田久子センター長は「27日も幼稚園が休みになったので
預かってほしいという依頼がありました。困ったら相談してもらいたいです」と話していました。
01月28日 21時18分
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1006503721.html