【IT】Facebook CEO のファンページがハッカー攻撃の標的に

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1おばさんと呼ばれた日(100119)φ ★
25日夜、世界でもっとも人気のあるソーシャル ネットワーク サービス Facebook の CEO (最高経営責任者)
Mark Zuckerberg 氏が、ハッカー攻撃の被害にあった。何者かが『Facebook』上にある同氏のファンページに
アクセスし、偽のステータス メッセージを投稿したとみられている。

Facebook は迅速に対応し、同ページのアドレスを変更した。だが、問題のハッカーはそれよりも早く、
6億人のユーザーを擁する Facebook に対して、拡大のためにもっと資金を調達すべきだという意見を
投げかけた。

ハッカーのメッセージは次のように述べている。「ハッキングをはじめよう。Facebook に金が必要なら、
銀行へ行くのではなく、ソーシャルな方法でユーザーに投資してもらえばいいではないか? 
ノーベル賞を受賞した Muhammad Yunus 氏の考案したやり方で、Facebook を『ソーシャルなビジネス』に
変えればいいではないか? http://bit.ly/fs6rT3 あなたはどう思う? #hackercup2011」

メッセージにある bit.ly のリンクは、いわゆる「ソーシャルビジネス」のさまざまな利点を解説する
『Wikipedia』のページにつながっている。そこで説明されている考えはバングラデシュの経済学者 Yunus 氏が
提唱するもので、企業が自らの資金と影響力を使って貧困との戦いを支援するという内容だ。
ハッカーのメッセージが投稿されてから数時間で2000人近い Facebook ユーザーが、このメッセージに対して
「Like (いいね!)」ボタンを押した。

セキュリティ ソフトウェア ベンダーやプライバシ擁護団体は、ソーシャル ネットワークが生まれた当初から、
その本来的なセキュリティリスクを批判してきた。

セキュリティ面の機能拡張やポリシーの変更が頻繁に行なわれているにもかかわらず、
Twitter や Facebook など人気コミュニティ サービスのユーザーは依然として、ID 窃盗や
マルウェアトラップに加え、ありきたりのプライバシ侵害にも悩まされている。

ソース
http://mainichi.jp/select/biz/it/japan_internet_com/archive/2011/01/27/webtech_20110127_12.html