環太平洋経済連携協定(TPP)への参加をめぐる議論が盛り上がる中、日本のコメの
輸出拡大に向けて農水省が招いた中国国営企業の幹部が26日、来日した。
来日したのは、中国の食品関連で最大の規模を誇る国営企業「中国農業発展集団」の
劉身利会長と幹部ら。農水省は、世界2位の経済大国になることが確実の中国で、
今後、高級食材への需要が高まるとみて、日本のコメの輸出を大きく拡大したい考え。
現在、日本から中国へのコメの輸出は年間約90トンにとどまっているが、当面20万トンを
目標に、今回、中国農業発展集団と検疫条件の緩和などについて交渉を進めることにしている。
中国農業発展集団の幹部らは27日、「コシヒカリ」の産地である新潟県を視察する予定。
http://news24.jp/articles/2011/01/26/06174891.html