【国際】エジプト大規模デモ、ムバラク政権に衝撃

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1ネ申耳又(110320)φ ★
チュニジア政変に触発され、エジプト各地で行われた25日の大規模反体制デモは、
約30年にわたって強権手法で同国を統治してきたムバラク政権に衝撃を与えた。

全土で数万人に上った民衆デモはエジプトでは前代未聞だ。
カイロ中心部では26日も数十人規模のデモが散発的に行われており、
地元メディアによると、アレクサンドリアでも小規模なデモがあったという。
国民の不満は予想以上に鬱積(うっせき)しており、今後も大規模なデモが続くなら、
政権を揺るがす事態に発展する可能性もある。

「ムバラクは必要ない」「ムバラクをベンアリ(チュニジア前大統領)と同じ運命に
しよう」。
カイロ中心部では夜もデモ参加者の叫び声がこだまし続けた。

26日未明には、警官隊が催涙弾を発射するなどし、座り込みを始めた数千人の
市民を強制排除した。
一夜明けた中心部では、動員された多数の警官隊が厳戒態勢を敷いている。

25日のデモでは参加者3人と警官1人が死亡。
AP通信によると、このほか250人が負傷し、約200人が拘束された、という。


▼YOMIURI ONLINE(読売新聞) [2011年1月26日23時04分]
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110126-OYT1T00864.htm