【IT】スマートフォンで東京国立博物館をナビ−端末貸し出し、実証実験始まる

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1説教忍者あかんちゃうの(110320)φ ★
スマートフォンで東京国立博物館をナビ−端末貸し出し、実証実験始まる

東京国立博物館(台東区上野公園)は1月18日より、スマートフォンを利用した「とーはくナビ」の貸し出しサービスを開始した。

位置連動システムにより総合文化展(常設展)を楽しむための6コースをナビゲートするほか、
展示品について詳細な解説も聞くことができる同サービス。
端末にはソニーエリクソン製のスマートフォン「Xperia」を使用する。開発はクウジット(港区)。

同館の今井さんは「これまで特別展の来館者に、いかに総合文化展に足を運んでもらうかが課題だった。
『何を見たらいいのか分からない』という博物館初心者の声に応えるため、コース提案を行う」と話す。

同サービスでは、展示のナビゲートのほかに、
動画や音声を使用した作品解説やバーチャルワークショップと呼ばれるインタラクティブコンテンツを組み合わせる。
「博物館では展示品に触れることはできないため、動かしたり音を出したりして楽しむことができない。
端末を通して、展示品により近づくことができ、展示内容を理解してもらう手助けになるのでは」と今井さん。

「現在はXperia端末の貸し出しによる実証実験という段階だが、今後はホームページ上などからアプリをダウンロードできるようにしていきたい」
「コンテンツの充実や外国語対応による利便性の向上を図っていきたい」とも。

貸し出し時間は9時30分〜16時(返却は17時まで)。同サービスの利用は無料。3月31日まで。

http://ueno.keizai.biz/headline/763/