鳥インフル ウイルス北からか
1月26日 21時47分
鳥インフルエンザの感染は、25日の鹿児島県の養鶏場に続いて、26日、
新たに愛知県豊橋市の養鶏場で感染の疑いのあるニワトリが見つかり、
広がりを見せています。専門家は、シベリアなど渡り鳥の営巣地でウイルスが
流行したため、多くの渡り鳥がこの冬、北からウイルスを持って日本に渡ってきている
可能性を指摘しており、全国のどこでも発生するおそれがあると注意を呼びかけています。
鳥インフルエンザの感染は、去年11月以降、島根県、宮崎県、そして25日の
鹿児島県の養鶏場に続いて、26日、新たに愛知県豊橋市の養鶏場で
死んだニワトリから、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出たほか、
鹿児島県出水市のツルや北海道のハクチョウなど各地の野鳥も感染や感染が
疑われるケースが相次ぎ、広がりを見せています。
これについて、京都産業大学鳥インフルエンザ研究センターの大槻公一教授は、
日本での鳥インフルエンザウイルスの汚染はこれまでにないほど高まっている
可能性があると指摘しています。その背景には、渡り鳥が子育てをする
シベリアなどの営巣地に鳥インフルエンザウイルスが入り込み、
去年の夏以降流行した可能性があり、この冬、野鳥が越冬などのために
南下し日本に渡ってくる過程でウイルスの混じったふんを落とすなどして、
各地で感染が広がっているのではないかとみています。
こうしたことから、大槻教授は、全国各地どこでも感染が起きる恐れがあり、
養鶏場では野鳥が入り込まないようにするとともに、ハエやネズミなどが
ウイルスを媒介することもあるので十分に消毒を行うよう求めています。
また、山や公園などで弱った鳥を見つけても絶対に触らないようにして
ほしいと話しています。鳥インフルエンザを巡っては、去年11月に島根県の養鶏場で、
今月に入ってから宮崎県の2カ所と鹿児島県の養鶏場で、相次いで
発生していて、愛知県でもウイルスが検出されれば、養鶏場で発生した
鳥インフルエンザとしてはこの冬5例目となります。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110126/k10013654211000.html 写したとされる渡り鳥や野鳥が、バタバタ死んでる訳じゃないのに、なぜ鶏さんだけ何十万羽と虐殺されなきゃいけないの? やってることが何かおかしい気がしてならない。