【鉄オタ】鉄路結ぶ自慢料理紹介 三陸沿岸グルメマップ完成

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岩手日報 WebNews

 三陸沿岸を走る三陸鉄道とJR山田、八戸両線の各駅ごとに、駅一番のお薦めメニューを紹介する「駅―1(えきいち)グルメマップ」が
完成した。観光客や旅行エージェントらに配布し、三陸沿岸の味覚を広くPRする。25日は、宮古市の飲食店で最終試食会が開かれ、
鉄路が結ぶグルメプロジェクトの完成を祝った。

 駅―1は、三陸沿岸の市場活性化を目指す県内有志の研究会「SMAP(スマップ)」(貫牛利一会長)が企画。地場食材を使った
新メニュー開発を各駅周辺にある飲食店へ依頼した。

 マップは小冊子状。北はJR八戸線の種市駅(洋野町)から三陸鉄道北リアス線の各駅を経て、南はJR山田線陸中山田駅
(山田町)まで、全12駅15店舗の駅―1を掲載した。

 洋野町の「天然ほや鍋・天然ほや飯」、普代村の「全部地元の鮭(さけ)飯」、岩泉町の「自慢のどんこフルコース」などの
料理を写真と店主のコメント入りで紹介する。

 マップのお披露目を兼ねた最終試食会は、宮古駅前にある宮古市栄町の飲食店・すみよし(宇都宮純一店長)で開催。
同店が開発した「三陸海鮮塩温麺」(税込み1575円)をSMAPメンバーが試食した。

 塩温麺は、ワカメ粉末を練り込んだ特注太麺を使用。宮古産の毛ガニやスルメイカ、ホタテなどが豪快に乗る。
宇都宮店長が「海産物は刺し身で使えるほど鮮度がいい」と自信を持つ一品をメンバーは満足げに味わった。

 マップ完成に貫牛会長は「観光客に足を運んでもらうスタートラインになった。今後は南にも駅―1を広げ、地域全体で鉄道沿線を
盛り上げたい」と期待を込める。

 マップは、駅―1参加店や三陸鉄道の各駅、JR盛岡駅などで無料配布するほか、首都圏の旅行エージェントにも配布し、
誘客を図る。

【写真=三陸鉄道など沿岸を走る鉄道沿線の「駅―1」を紹介するマップ(左)とすみよしの「三陸海鮮塩温麺」】
(2011/01/26)

ソース
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110126_14