刃物を使った無差別殺傷事件に備え、道警は25日、犯人の逮捕や目撃情報の収集などの手順を確認する
初動対応訓練を札幌市南区の道警機動隊庁舎の敷地内で行った。
茨城県取手市で昨年12月、バス乗車中の中高校生ら14人が刃物で切り付けられるなどして負傷した
事件を受けて初めて実施。
道警機動隊や航空隊の隊員、札幌南署員ら84人が参加した。
訓練は、市営地下鉄真駒内駅前のバスターミナルで停車中のバスに刃物を持った男が乗り込み、
乗客を次々と切り付けた、との想定。
隊員らが犯人役の警察官を「警戒杖(じょう)」と呼ばれる長い棒を使って車外に出して取り押さえ、
道警ヘリコプターが上空から状況などを確認した。
北海道新聞(01/25 17:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/270133.html