宮崎県新富町で、県内でこの冬2例目の鳥インフルエンザが発生した問題で、
県は、25日、作業に関わる人数を2倍以上増やしてニワトリの処分を進め、
全体の3割余りのおよそ12万5000羽の処分を終えました。
宮崎県は、この冬、県内2例目の鳥インフルエンザが発生した新富町の養鶏場
とその周辺で感染の拡大を防ぐため、およそ41万羽のニワトリを処分の対象
としましたが、24日までに終わったのは、全体の6%余りで、38万羽余り
のニワトリの処分が残されていました。このため、25日から県の職員を増や
すとともに、災害派遣の陸上自衛隊の隊員も加えて、作業に関わる人数を2倍
以上のおよそ450人に増強しました。そして、12棟ある飼育施設のうち、
ウイルスが検出された1つの棟だけでなく、ほかの棟でも処分を進めました。
宮崎県によりますと、25日一日で、およそ9万8000羽を処分し、全体で
は3割余りのおよそ12万5000羽の処分を終えたということです。宮崎県
はさらにペースを上げて、27日までには処分を終えたいとしています。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110125/t10013625611000.html