鳥インフルエンザを巡っては、去年10月以降、各地で野生のツルやハクチョウ
それに飼育されているニワトリなどから毒性の強い「H5N1」型のウイルスが
相次いで検出されています。
22日の宮崎市のケースについても、これまでに「H5」型と確認され、さらに
各地で見つかっているのと同じH5N1型かどうか分析が行われています。
このうち野鳥については去年10月北海道稚内市で野生のカモのフンからウイルス
が検出されたのをはじめ、去年12月には鳥取県米子市と富山県高岡市でそれぞれ
ハクチョウから、また鹿児島県出水市でナベヅルやマナヅルなどから、ウイルスが
検出されました。
さらに今月に入っても福島県郡山市でカモの仲間の野鳥から、また、北海道浜中町
でハクチョウから、鳥インフルエンザウイルスが検出されウイルスはいずれも毒性
の強いH5N1型であることが確認されました。
一方、養鶏場では、去年11月に島根県安来市でH5N1型のウイルスが検出され
飼育されているニワトリ2万1000羽余りが処分されたほか、22日、宮崎市の
養鶏場でもウイルスが検出され、ニワトリ1万羽余りが処分されました。
この宮崎市のケースについても、これまでにH5型と確認されさらに各地で見つか
っているのと同じH5N1型かどうか分析が行われています。
▽NHKニュース(1月23日 18時45分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110123/k10013574901000.html