【地方選挙】美浜町首長選 入江氏も医療費無料化拡大へ

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1締まらない二の腕(110320)φ ★
美浜町首長・町議同時選は2月1日の告示まであと10日。
一騎打ちが予想される首長選では子どもの医療費無料化について、来年度から一定額超過分を助成する負担軽減措置を
打ち出していた現職入江勉氏(70)=和田=が21日までに「無料化を中学3年生まで拡大する」と方針を転換した。

一方の新人森下誠史氏(55)=三尾=は以前から「近隣町とのバランスは必要」とのスタンスでともに無料化枠は拡大
の方向となり、有権者には争点の1つが小さくなった。 
日高地方7市町の子どもの医療費の無料化は現在、印南、日高、日高川の3町が中学3年まで、由良町が小学6年まで
美浜、御坊、みなべの3市町が小学校入学前まで。このうち印南は来年度から高校3年まで、由良も中学3年まで引き
上げる方向で、最も助成枠が小さい美浜、御坊、みなべの3市町との格差はさらに大きくなるとみられている。

今回の選挙を前に3選を目指す現職入江氏は当初、無料化枠を拡大するのではなく、中学3年生までの医療費の一定額
超過分を助成する「負担軽減策」を来年度から実施することを公約としていたが、ここにきて「由良町など周辺の動き
をみると、無料化拡大はやむなし」と判断。軽減策は住民がいったん立て替えた分を払い戻すという形となり事務作業
もかなり煩雑になるという面もあり、21日までにマニフェストを修正、「無料化枠を中学3年まで引き上げる」ことを
決めた。財源については「当面、副町長を置かず、その人件費の分を回してでも工面したい」という。

一方の森下氏は出馬表明時から、「子どもを持つ保護者の立場からすると、近隣町とのある程度のバランスは必要」と
無料化枠を引き上げる考え。現時点で具体的な年齢幅までは決めていないが、「大衆迎合に陥らず、限られた予算の中
で全体の事業をみながら、小学6年までになるか、中学3年までにすべきかを検討したい」としている。

これで子どもの医療費は両立候補予定者とも無料化枠を引き上げる方向となり、有権者にとっては争点の1つが小さく
なった形。両陣営はスローガンや政策を印刷した後援会会報等を手にあいさつ回りに奔走、情勢は「互いにとくにこれ
といった実績はないが、2期8年間の経験から現職が有利か」「運動量では新人が上回る」などの声もあるが、前哨戦
の盛り上がりはまだこれからといった様子だ。

▽web hidaka(2011年1月23日)
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/01/post-3569.html
2名前をあたえないでください
こんなバラバラの地方自治が有権者の望みか?

市町村自治を廃止・縮小しよう!