【九条】「平和」と「国防」問題、特別授業で問いかけ 大阪府立和泉高校が実施

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1宇宙三銃士スターボー(110320)φ ★:2011/01/23(日) 07:48:27 ID:???
毎日.jp

 「平和」と「国防」について考える特別授業を、大阪府立和泉高校(岸和田市)が実施した。被爆体験を伝える映像から考察する「平和」と、
自衛隊の訓練を見学して考える「国防」の2部構成。学校が積極的に関与してこなかった問題にアプローチした。【平川哲也】

 ◆「平和」の授業
 ◇被爆証言ビデオで聞き 憲法9条の解釈を考察
 昨年11月。明かりを消した教室のスクリーンに、長崎で被爆したクリスチャンの男性が映し出された。爆心地から3・4キロ、勤労動員された工場で14歳の時に被爆。
家族も犠牲になった。皮膚がただれた人の群れ、象のように膨れあがった牛馬の腹。忌まわしい記憶を断ち切るように男性は語った。
「すべてを失ったとき、『神様なんていない』との言葉が二つ三つは出たと思います」。沈黙を置いて話を継いだ。「その年のクリスマスでした。
がれきの中から見つかった天主堂の鐘が鳴らされ、ようやく思ったのです。『神様が近づいてきた』と」。静まり返った教室で生徒の一人がごくりと、つばを飲み込んだ。

 希望する生徒約50人が受講した「平和」の特別授業。中原徹校長(40)が自ら長崎に赴き、聞き役となって被爆証言を集めたビデオで、講義が始まった。
この男性らが登場した約40分間のビデオ上映が終わり、教室に明かりがともされると、中原校長が切り出した。「この授業は、みんなを一つの正解に導くものではありません」。
続いて、憲法9条の講義が始まった。

 憲法9条の「戦争の放棄」について、中原校長は侵略目的の戦争を放棄することは、学識者らの間で見解が一致していると説明した。そのうえで、
侵略戦争と自衛戦争の区別は明確でないとして一切の武力保持を禁じる学説と、国際紛争を解決する手段ではないとして自衛のための武力保持は認められるとの説を、並列して紹介した。
 「信仰について語られた被爆証言を聞いたのは、これが初めて。とても新鮮だった」
 「平和」の授業終了後、2年生の女子生徒(17)がビデオの感想を漏らした。これまでも、被爆証言を耳にしたことはある。だが、どこか聞きたいことを聞けていない歯がゆさが残ったという。
ビデオでは、国防について中原校長から尋ねられた被爆者の男性が「分からない。ただ、平和のために祈るしかない」と答える場面があった。女子生徒はそれにも驚いたといい、
「宗教や政治のことは、聞きたくても自制しなければならないと思っていた」と話した。

 一方で、憲法9条の解釈は意見が割れた。別の女子生徒(17)は「自分や家族を守るためならば、武力行使はやむを得ない」と主張。「自衛隊の位置づけをあいまいなままにしている憲法は、
改正すべきだと思う」と付け加えた。1年生の男子生徒(15)は、自衛権の行使を「判断できない」と言い、「国防については考えたことがなかった」と頭をかいた。中原校長は「正解」を求めない。
「君たちには数年後、選挙権が与えられる。1票が国を左右することもある。よく考えてほしい」と語りかけ、1回目の授業を終えた。

(>2へ続く)
2宇宙三銃士スターボー(110320)φ ★:2011/01/23(日) 07:49:09 ID:???
 ◆「国防」の授業
◇不発弾や降下訓練など 自衛隊の駐屯地で見学
「平和」の授業から10日が過ぎた週末。「国防」の授業は、和泉高校にも近い、陸上自衛隊信太山駐屯地(和泉市)で行われた。この駐屯地では約4年前から、
毎年数回、中学校などの職場体験学習を受け付けている。和泉高校では「平和」の授業を受けることを条件に、参加者を募った。
 「何よりも大切なのは、直接見てもらうこと。何をどんなふうに感じるかは、生徒の皆さんにお任せしたい」
 見学を前に、自衛隊大阪地方協力本部の岡部勝昭募集課長はそう話した。訓練施設が点在する約20万平方メートルの広大な敷地を、若手の男性隊員が案内する。
災害救助活動にも使われたヘリコプターや、戦中には馬の飼育舎として利用された隊舎など、その珍しさに携帯電話でカメラに収める生徒もいた。
だが、処理済みの不発弾が展示された小高い丘にさしかかったときだ。男性隊員の解説に、にぎやかだった生徒が一斉に押し黙った。
 「この不発弾は、昭和30(1955)年に大阪城周辺で発見された米国製の1トン爆弾です。沖縄をはじめとして、毎年多くの不発弾が見つかり、私たち自衛隊員は命がけで処理しています」。
信管を抜くまでは、殺傷能力が十分にある不発弾。地中に眠る戦争の遺物を前に、生徒はぼうぜんと立ちつくした。
 「自衛のために武力を使うことが、戦争にあたるのか、まだ分からないけど……自衛隊は今のままでもいいな、と思いました」。初めて体験した自衛隊員との約3時間を終え、
自衛権の行使について「判断できない」と答えた男子生徒が語り出した。
 実際の訓練も見学した。昨年春に入隊した同年代の越智竜哉1等陸士(19)は、自己紹介で「愛媛県出身。みかんが好きだ」と笑いを振りまいたが、ロープを使用した降下訓練では
一転して厳しい表情を見せた。男子生徒は「生身の、血の通った人間が体を張っていると感じた。好戦的じゃなかったことも印象的だった」と振り返った。
 ほかの生徒はどう感じたのか。自衛権の行使を「やむなし」とした女子生徒は「自衛隊は必要と確信した」と話した。駐屯地内を移動中、食糧や救命用具を積んで待機するトラックと遭遇した。
「有事には私たちを助けてくれる人たち。対立事項ではなく、国防と平和は一体化して考えるべきだと思う」。別の男子生徒(17)は「隊員たちにも家族や友人がいる。絶対にないとは思うが、
(自衛隊が)独走したら大変なことになると思った」と感想を述べた。中原校長はやはり、答えを求めない。岡部課長や越智1等陸士の見送りを受け、生徒たちは信太山駐屯地を後にした。
     ◇
 「平和」と「国防」。相反するとも、表裏一体ともされる二つの事柄について、「一つの正解」に誘導せず、情報という選択肢を増やし、考えてもらう。その狙いから特別授業を企画した中原校長は、
弁護士として日米の法廷に立った経験を持つ。米国の日本人学校の経営にボランティアで携わり、大阪府教委による民間人校長の募集に応じて昨年4月、転身した。
米国で感じたのは、日本の教育の「窮屈さ」だったという。
 中原校長は語る。「信条や思想をおもんぱかるあまり、日本の教育は、生徒たちへの情報提供を避けていたように思う。すぐに答えが見つからなくてもいいんです。
高校生ならば自ら考え、あふれんばかりの情報から取捨選択する力を身につけてほしい」

 被爆証言の映像と憲法9条の講義、自衛隊で見た不発弾と訓練−−。2回の特別授業で見聞きした情報から、数年後に選挙権を得る生徒たちは、何を選択するのか。「正解」は一つではなさそうだ。

http://mainichi.jp/life/edu/mori/news/20110122ddm013100003000c.html
3名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 08:01:56 ID:IYkMzBfn
占領憲法と自衛隊はアメリカが作りました(笑)
4名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 08:12:13 ID:Z9bNGU0C
岸高でもやってやれ。
5名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 08:29:06 ID:y2qs3w/H
千葉県立のイズミ高校は自分の名前が答案用紙に書ければ合格だそうです。
たとえ誤字が有ってもだそうですww
6名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 08:39:08 ID:LW/fQYeB
これは面白い授業だと思う
他でもやったらいい
7名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 08:46:59 ID:T0GkIwKu
だから、原爆は当時アメリカが持っていて、日本が持っていなかった。
だから、使用された。
クリスチャンについて言えば、もっと聖書嫁。
なんと書いてあるか。私は平穏のために来たのではない、とかそういう
意味合いのことが書かれてあったと思うが。
インドとパキスタンが仲良く核保有した。両国が領有を主張し、武力
衝突を繰り返していたカシミール地方で、武力衝突があったという
ニュースを聞かなくなった。
なお、有史以来、戦争のなかった日など一日たりとも存在しなかった。
日本国内でも殺人がない日など一日とて存在しない。それを拡大したのが
世界だから、戦争がなくなるなんて世界政府ができるまで有り得ない。
その目処は立っていない。問題はその日まで日本という国が存在しうるか。
ということ。存在するためには敵国と同等もしくはそれ以上の武力を持つ
必要があること。結論は自ずと出るだろう。大体、平和とか九条とかは、
日本の再台頭を抑える目的でアメリカのユダ公たちが押し付けてきたものだ。
その呪縛から洗脳から逃れるのが先決で、平和を論じるのはそれからだ。
以上、成人の主張ですた。
8名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 09:05:58 ID:pfl4uB0R
性人の主張
9名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 15:01:35 ID:PuNNB6fN
これは確実に言えることだけど、核保有していない国は一時も早く保有するべきだよ
次、核が投下される国は核を持っていない国だと断言できるからね
10名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 15:48:33 ID:DUsvrw4e
「戦争反対」には大賛成だ。だが、問題はその方法論だ。
「憲法9条=非武装」とか「無防備都市宣言」とか民主党のいう「国家主権返上」とかは本末転倒
したもので、日本人の幸福を無視した「表面的な戦闘事象が発生しない方法」でしかない。
いくら戦争に反対でも「戦闘行為を発生させないために侵略自体を受け入れる」という方法では、
「戦争をしてでも守るべき日本の国民の安寧・自由」を否定した日本人の奴隷化でしかない。
「相手とのケンカがイヤだから相手の要求を受け入れる」という方法が「ケンカ否定に有効」でも、
キライな相手に強姦されることを容認してまでケンカをしないという方法がいいのか?
チベットでの中共の残虐な侵略を日本でも受け入れるというのが「9条非武装・無防備都市宣言・
国家主権返上」という奇形「平和主義者」がいう、戦争反対の方法論であり、これは容認できない。
民主党がいう「友愛」、社民党がいう「護憲」とは、もっぱら日本が我慢をし受け入れる「隷属」
のことである。
11名前をあたえないでください:2011/01/23(日) 17:46:29 ID:aVvvLytJ
大阪ならかつて講和条約で大坂城の内堀外堀が埋められたら、待ってましたと
ばかりに徳川軍が攻めてきて大阪夏の陣になり落城したという事実を教材にしろ。
12名前をあたえないでください:2011/01/24(月) 07:15:22 ID:YzwftRLG
戦争とは、放棄すべきものではなく、回避すべきものである。
13名前をあたえないでください
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