鳥インフルエンザ感染の鳥
道東の浜中町にある国の鳥獣保護区で、衰弱した状態で見つかった
オオハクチョウから強い毒性を持つ鳥インフルエンザのウイルスが検出されました。
環境省は周辺の野鳥のフンを分析するなどして感染が広がっていないか
監視を強化することにしています。
鳥インフルエンザに感染しているオオハクチョウが見つかったのは
浜中町丸山散布の火散布沼の近くで、国の鳥獣保護区内です。
今月19日に町役場の職員が衰弱しているオオハクチョウ1羽を
見つけて回収し、環境省の釧路野生生物保護センターに届けました。
そして保護センターの簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの
陽性反応が出たため、北海道大学で詳細な検査を行った結果、
強い毒性を持つH5N1型のウイルスが検出されました。
環境省と北海道では周辺10キロ圏内の警戒レベルを引きあげるとともに、
今後、周辺で野鳥のフンなどを採取して分析し、他の野鳥に感染が
広がっていないか監視を強化することにしています。
01月22日 19時07分
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003566951.html