【福井】「女性ネット」の輪広げたい 22日OG会発足

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中日新聞
1月21日

 県内企業で働く女性たちでつくる「ふくい女性ネット」の元メンバー17人が22日、新たな活動グループを結成する。
働く女性の活躍を促すのが目標で、メンバーらは「自己研さんしながら、活動の輪を広げたい」と張り切っている。

 女性ネットは、県の呼び掛けで2008年1月に発足。各企業から推薦された女性社員らが集まり、
女性の社会参画をテーマにした勉強会や講演会の企画・運営、広報誌の発行などをしている。
メンバーの任期は2年間で、現在は20〜50代の33人が参加している。
 「せっかくできたネットワークを活用し、活動をさらに発展させたい」と、卒業したメンバーの有志らが自主的にグループを結成。
同ネットとも連携しながら、自己研さんのための学習会などを開いていく計画で、4月には“新卒”の20人も加わる予定だ。
 今後、グループ名や具体的な活動内容を話し合い、同ネットと内閣府などが22日に福井市下六条町の
県生活学習館ユー・アイふくいで開くセミナー「女性活躍が企業を伸ばす」で発表する。

 同ネットの初代会長で、OG会結成を呼び掛けたSHINDO(あわら市)本社工場長の加藤晶子さん(55)は
「福井は共働きが多いのに、管理職への女性の登用率は全国で最も低い」と説明。
「自分たちをもっと磨き、女性が活躍できる場を広げていきたい」と話している。
 (平井一敏)

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110121/CK2011012102000098.html