阪急阪神百貨店と高島屋は20日、婦人服と洋菓子の新ブランドを共同開発し、
3月から順次、両社の店舗で販売をすると発表した。
共通ブランドの立ち上げは初めて。情報や流行の発信力を高めることで百貨店ブランドの強化を狙う。
婦人服では、高級感のある「アルファエー」と、カジュアルな「ツールフェイス」、「ドゥ トゥシェ ケティ」の3ブランドを展開する。
40〜50歳代の女性がターゲットで、初年度売上高目標は3ブランド計で17億円を見込む。
同ブランドは3月3日に開業する博多阪急をはじめ、阪急百貨店梅田本店など、
高島屋と阪急阪神百貨店の全国計9店舗で、今春から販売する。
また洋菓子では、昨年の中元ギフトで好評だったスイーツを中心とするブランド「ピュア フォレスト」を
阪神百貨店梅田本店などで3月から展開し、初年度5億円の売り上げを見込む。
両社は昨年3月の統合撤回後も、歳暮カタログの共通化や商品開発などで連携協議を進めていた。
主力の婦人服で、共同開発によるコストダウンを図り、協力関係を深める方針だ。
ソース:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110120/biz11012023590195-n1.htm