【社会】「安心して、感謝を忘れず最期を全うしなさい。私もすぐに逝く」という実姉の言葉…最後に人とつながった、「孤族の国」の男たち
がん末期で入院を拒否し、一人暮らしをしている人がいると聞き、昨年10月半ば、71歳の男性の部屋を訪ねた。東京都台東区
の山谷地区にある古い木造アパートの2階。畳の上の介護用ベッドに、男性がうっすらと目をあけて横たわっていた。
「つらいよねー」。そう声をかけながら、看護師が胸に医療用麻薬を貼る。男性の表情が次第に和らいでいく。1日2回、看護師が
訪問する。医師が適宜往診し、ヘルパーも1日3回。だが、その合間や夜間は一人きりだ。
家族のいない、独居の人が自宅で最期を迎える。医療の見守りを受けつつ、たった一人で。そんなことができるのだろうか。病院に
死を任せるのが当たり前の今の日本で。
男性が病院から自宅に帰ってきたのは6月だった。口腔(こうくう)底がんが進行し、手術、化学療法、放射線治療ともできず。
余命数カ月。気管切開、胃に管で栄養を直接入れる「胃ろう」。生活保護。病院からの受け入れ要請を受けて、地元で「あやめ
診療所」を営む伊藤憲祐医師(40)は言葉を失った。がんは早期に発見されたにもかかわらず、手術のタイミングを逃していた。
何度入院しても勝手に退院してしまう、という。もう、ほかに頼るところはない。
(中略)
トラブルは、初日から起きた。入浴サービスを受けるとき、指定時間より早く自分で施設に来た揚げ句、待たされたと怒って帰って
しまったのだ。自分のペースを貫き、針を逆立てたヤマアラシのように、いつも周囲に突き刺さる。そんな人だった。
男性は、半生をほとんど語らず、訪ねてくる親類や知人もいなかった。温泉とこけしで知られる宮城県の鳴子出身。生活苦で
中学生のときから働きはじめたのだという。その性格から、人と群れずに生きてきたのだろう。
その後も、「自己流」は続いた。看護師が訪問する時間にわざと外出する。胃ろうに入れる栄養剤に、自分で缶コーヒーや豆乳を
混ぜる……。そんな身勝手の数々を、スタッフらはあえて受け入れ、休日さえつぶした。
(中略)
■閉じた心 開いた医療ケア
室温で氷がとけていくように男性は変わっていった。看護、介護が終わると、何度も手を合わせるようになった。病状が進み、会話が
難しくなるとペンを握った。「すみません」「たすかります」
その頃、ある高齢の女性が、部屋を訪ねた。50年以上会っていなかったという男性の姉(84)だった。本人は不義理を気に病み、
身寄りのあることを隠していた。伊藤医師が説き伏せ、半ば無理やりに連絡をとった。
「あなたも安心して、感謝を忘れずに最期を全うしなさい。私もすぐにいくから」
姉は、肉親でなければ口にできない言葉を、ほほ笑みながら言った。義姉のはからいで親や兄と同じ墓に入れることも伝えた。
看護師の目には、男性の表情がすっと楽になったように見えた。
衰弱し、血圧が低下していく。それでも残された力を振り絞り、胸の前で手を合わせようとする。最期は、かすかに布団が動くだけに
なった。
ありがとう、と。
男性が亡くなったのは、10月末の深夜だった。朝、ヘルパーの渡辺博幸さん(47)が部屋に入り、いつも通りに声をかけながら
布団をめくると、胸が動いていなかった。
翌週、斎場に集まったのは医師、看護師、ヘルパー、姉と義姉、そしてボランティアの僧侶と記者の私。男性が残したのは、
数十枚の写真と数枚のCD、腕時計、そして鳴子産のこけし二つ。男性は、みとる人もいない深夜、一人暮らしの部屋で、
この世から去った。世間の尺度を当てはめれば、孤独な死だったのだろう。でも、たった一人で生きてきた男性は、死の直前に、
大切な何かを取り戻したようにみえる。
伊藤医師は言う。「人の死は点ではないんですよね。いい生が続けば、いい死になるんです、きっと。男性は、最後に人とつながった」
(以下略。全文はソース元でどうぞ)
ソース(朝日新聞 「孤族の国」)
http://www.asahi.com/special/kozoku/TKY201101030274.html?ref=recc
一匹死んだくらいで大袈裟なww
ふ〜〜〜〜〜〜ん
4 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 16:40:17 ID:gzuzjA0l
↑と、わざわざカキコするのは…
5 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 16:41:06 ID:XILBcOY6
70歳過ぎていて癌患者・・・胃瘻までつけて生き長らえさせる必要があるのか?
それを、さも素晴らしいことのように記事にするマスゴミ。
はやく消えてくれ。
6 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 16:41:14 ID:L4pNagl8
生きる事に執着して無い人もいるよね
7 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 16:46:26 ID:SgfTya1L
朝日のこういう偽善に満ちた記事には虫唾が走る
8 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 16:50:38 ID:YFrqCK5/
>>5 でも家族に会え
父母の眠る墓に入れたことは良かった
親にたっぷり怒られているだろうと思う
>>7 いや、これ普通にいい記事だと思うよ
ネトウヨを取りあげた記事で、東アでは大いに不評だがw
今日の狐族がここだと聞いて
別に何のバイアスも掛かってないのに変態か朝日だなって思ってしまった。
ふしぎ!><
12 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 18:33:31 ID:8mkwCxSq
いいたなしだな
13 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 19:08:47 ID:cJZSq9iH
> いや、これ普通にいい記事だと思うよ
ソースがチョン日のだから、しょうがない
14 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 19:51:55 ID:4vWJHVGe
朝日新聞って日本人嫌いだよね
中国人朝鮮人は甘い話ばかり
15 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 20:39:50 ID:dv2uKEN1
これって恵まれすぎじゃね?
>>9 在日男性って、日本人女性はおろか、在日の女性が極端に結婚したがらないから、
(低学歴、低収入が多い、さらに子供の将来のことを考えると絶対にイヤだと)
孤独死がやたらと多くて、各自治体でも問題視してる。
これも、どさくさ紛れの在日関連記事なんじゃないか。
俺の将来の姿だな・・・姉などいないが
18 :
名前をあたえないでください:2011/01/06(木) 23:21:06 ID:SVQgVDOp
家族が居ても、朝になったら死んでいたは有る。
あの世へはほとんどの人が孤独に旅立つ。
19 :
名前をあたえないでください:2011/01/07(金) 03:00:42 ID:gGWvWoU7
特別行政法人安楽死推進機構まだか?
20 :
名前をあたえないでください:2011/01/07(金) 06:27:11 ID:evSyLpfm
今年の風邪はなんだ
目から鼻水が出るのか…
21 :
名前をあたえないでください:2011/01/07(金) 06:51:44 ID:4FSrHVG+
ま、朝日の記事なので美化、ねつ造も疑う必要はある。
22 :
名前をあたえないでください:2011/01/07(金) 14:46:07 ID:wkYHWagd
生きさせるだけの医療が美談っておかしいだろ。
70歳過ぎてなら、もう、さっさと死なせることが美談になるべき。
苦痛を与えてただ何もしないで息しているだけの生活を何十年もさせる医療が変なんだよ。
もう、医療終了して死なせるって決断するべき時代だよ。
23 :
名前をあたえないでください:2011/01/07(金) 14:55:06 ID:gDr3Fjmb
不義理してる兄と姉がいる俺にはきついな
安楽死法ができるといいな。
25 :
名前をあたえないでください:2011/01/07(金) 18:45:30 ID:D7p2LDlu
>>17 あなたも安心して
全てに感謝して最期を迎えなさい
私もすぐにいくから
日本人っていらない人間が多かったんだな。
労働や経済の面はもちろん。
「人間的な繋がりの観点でも不要な人間」がかなり多い。
昭和は強制お見合い結婚でそういう「いらない人間」に夫、父親という地位を与えて偉そうにさせていたってことか。
>>16 30代日本人男性の実に半数が未婚、彼らは推定で4人に1人が未婚で死ぬのにザイニチガーとか本気で頭がおかしいの?ネット右翼って。