【隕石】月起源の隕石から高圧シリカ鉱物を発見…東北・茨城・東京大学・千葉工業大学
1 :
うんこなう(100119)φ ★:
2 :
うんこなう(100119)φ ★:2011/01/05(水) 18:06:12 ID:???
今回発見された高圧鉱物は、これまで地球の隕石孔などに発見されていたが、
月の表層の岩石つまり、月起源の隕石やアポロによる月からの回収試料中には
まったく見出されていなかった。これは、月と地球の衝突の条件や表層環境の
違いによると考えられていたが、今回の研究により、月起源の隕石にも高圧で
安定なさまざまなシリカ鉱物が存在すること、つまり、同隕石がもたらした
月の表層にもさまざまな高圧鉱物が存在することが明らかになった。
このような高圧鉱物は、これまでの月の研究では見落とされていたが、
月の表層には、今回発見されたようなさまざまな高圧鉱物が小天体の
衝突にともなう衝撃変成によって形成され、普遍的に存在すると予想されると
研究グループでは説明している。
高温高圧下では、鉱物はより密度の高い結晶構造に変化する「相転移」が起きる。
地球内部の高温高圧の環境や、隕石や惑星表面の衝突による衝撃によって高温高圧が
発生し、それにともないさまざまな高温高圧で安定な鉱物が生成されることとなるが、
それら高圧鉱物は、衝撃を受けた条件を示し、それから衝突現象の激しさを相平衡図に
もとづいて定量的に見積もることが可能だ。
さまざまな温度・圧力で安定に存在するシリカ(SiO2)鉱物を示した図。
この相平衡図にもとづいて、衝撃により生成した温度・圧力つまり
隕石衝突の激しさを推定することができる
http://j.mycom.jp/news/2011/01/05/075/images/014l.jpg 今回の研究では、月起源の隕石にスティショバイトやコーサイトが
見出されたことから、少なくとも月の表面における衝突によって
80〜300kbar(約8〜30万気圧)の圧力が加わったことが明らかになった。
研究グループは、この成果にもとづいて、38億年前に隕石の激しい衝突現象
(月のカタクリズム)にさらされた月の表面を構成するレゴリス層中には、
さまざまな高圧鉱物が存在するものと予想しており、今後の月のレゴリス層の
詳しい調査を行うことで、まだ発見されていないさまざまな高圧鉱物が
見出されるとしている。
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/01/05/075/index.html
3 :
名前をあたえないでください:2011/01/05(水) 18:27:46 ID:I1S4Lt2l
なぜにF組の千葉工業大学???
千葉工大が浮いてるな
5 :
名前をあたえないでください:2011/01/05(水) 19:44:16 ID:XyRq3pqY
スティショバイトは、何度か聞いたことがある特別・特殊な鉱物 (実は石英の変種)。
コーサイトというのは初耳でした。少し調べてみます。ありがとう。
>>3 学生はともかく理系の研究室は偏差値じゃ語れない
7 :
名前をあたえないでください:2011/01/16(日) 10:59:36 ID:8pvkbar6
8 :
名前をあたえないでください:2011/01/16(日) 14:09:34 ID:tZLOODdo
9 :
名前をあたえないでください:2011/01/16(日) 18:33:11 ID:9tJ7fjE+
助手も医局制度並に教授の出身大学からじゃないとなれないんだったら最早大学じゃなくて専門学校だなw
うんこNow