「デジタルネイティブ」と呼ばれる若者たちがいる。物心がついた
ころには、パソコンを使いインターネットの世界に触れていた世代だ。
人気iPhoneアプリを開発し、中学生プログラマーの代表的存在
であるTehuさん(15)と、ツイッターの使い手として知られ、
昨年末にIT起業を果たした高校生、うめけんさん(17)。
ツイッター経由でコミュニケーションを取ってきた2人に、デジタル
ネイティブの“いま”と“未来”について語り合ってもらった。
−−最初にパソコンに触れたのはいつ
うめけん 4歳のころ、地質学の研究者である父の大学の研究室です。
小学校1年生で初めてネットを使ったときには、「ネットの
先に人がいる。なんでもできるな」と衝撃を受けました。
Tehu 僕は3歳のころ、父が仕事で使っていたワープロで。うちに
ネットが入ったのは、その1年後。よく覚えてませんが、
楽しかったという感覚が残っています。幼稚園時代は、
勉強関連のゲームをやっていました。小学生になると、
ウェブサイト上の簡単なゲームが出てきてはまりました。
うめけん 僕はゲームはしなかった。情報を仕入れるネットサーフィン系。
社会の仕組みを知るのが好きだったから、グーグルで検索したり、
ウィキペディア(ネット百科事典)で徹夜したこともある。
疑問があったらすぐにネットで検索する癖がついていますね。
−−そもそも「デジタルネイティブ」とは
うめけん 生まれたときからデジタルのある環境にいる世代で、感覚的に
デジタルデバイス(端末)を使うことができる人たち。ネットと
リアルの区別がなく、手足のようにデジタルツールを使おうとする。
それが感覚的に分かれば、50歳でも60歳でも、デジタル
ネイティブなんだと思う。
Tehu 僕もネットを使いこなしている人はみんなデジタルネイティブ
だと思います。
《Tehuさんは2009年10月、iPhoneアプリ「健康計算機」を
独学で開発し、リリース。身長や体重などを入力すると、推奨摂取カロリー量を
表示してくれるもので、60万回以上ダウンロードされるヒットに。
アプリの広告収入は全額、日本ユニセフ協会に寄付している》
(後略)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/110104/gam1101041601000-n1.htm 画像:スーパー高校生のうめけんさん
http://sankei.jp.msn.com/photos/entertainments/game/110104/gam1101041601000-p1.jpg