Appleが2011年第1四半期の『iPhone』出荷目標を、1900万台から2000万ないし2100万台に
上方修正したと、台湾の技術系業界ニュースサイト『DigiTimes』が報じた。
DigiTimesは同人気スマートフォンに部品を提供するアジアの製造業者に近い筋の話として、
最新目標ではCDMA対応版を500万ないし600万台程度出荷する見通しだと伝えている。
このことは、Appleが移動体通信事業者Verizon Wireless向けのiPhoneを近く正式発表する
可能性を示唆しているように思われる。
DigiTimesが引用した製造業者の談話を信じるなら、Appleは現行のWCDMA対応iPhones についても、
2011年第1四半期に1400万ないし1500万台を出荷する見通しのようだ。Appleは2010年第4四半期の
iPhone出荷台数を1500万ないし1600万台と見込んでおり、同社のiPhoneとGoogleの『Android』搭載
スマートフォンは、主にNokiaとResearch in Motion (RIM)のシェアを奪う形で市場を拡大し続けている。
Apple関連情報を扱ういくつかのWebサイトは、これらの報道や噂にいち早く反応した。『Cult of Mac』は
27日付けのBlog記事で、「Verizonは遅めのクリスマス プレゼントを手にするかもしれない」と報じている。
なおDigiTimesの記事によると、CDMA版iPhoneの製造はFoxconnとPegatronの両製造パートナーが
請け負うことになりそうだという。
http://japan.internet.com/allnet/20101228/12.html