内部告発サイト「ウィキリークス」代表で、スウェーデンでの性的暴行の疑いで英国で拘束され
保釈中のジュリアン・アサンジ容疑者(39)が、弁護費用を捻出するため自伝を出版する。
英紙サンデータイムズが26日報じた。アサンジ容疑者は米国のアルフレッド・A・クノップフ社と
80万ドル(約6600万円)で、英国のキャノンゲート社と32万5000ポンド(約4200万円)で
出版契約した。米英以外での出版計画を含めると収入総額は約1億4000万円になるという。
アサンジ容疑者は同紙に、「書きたい訳ではなく、書かなければならない。自分を守らなければ
ならないし、ウィキリークスの運営を続けなければならない」と説明した。弁護費用には既に20万
ポンド(約2500万円)を費やしているという。スウェーデン当局が求める身柄引き渡しにかかわる
審理は、来年2月に始まる予定。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101227-OYT1T00952.htm