パキスタン北西部の部族地域バジョール地区で25日、世界食糧計画(WFP)の
食料配給所を狙った自爆テロがあり、地元メディアによると、市民ら少なくとも
42人が死亡、72人が負傷した。
犯人は頭から爪先までを覆うイスラム女性の衣装「ブルカ」を着用していたといい、
女性だったとの情報もある。現場には食料の配給を求めて約300人が集まっており、
犯人は検問所付近で手投げ弾を投げた後、自爆したという。
アフガニスタンとの国境沿いの部族地域では24日、モーマンド地区で武装勢力約150人が
検問所を襲撃する事件が起きたばかり。アフガン側への越境攻撃を許しているとする
米国などの批判を受け、パキスタン政府はこうした地域での掃討作戦を行っているが、
武装勢力を制圧できていない。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/12/25[20:00:28] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101225-OYT1T00586.htm