総務省のまとめによりますと、政党や政治団体が去年1年間に全国で集めた政治資金の
総額は2649億円で、個人や団体からの献金が増えたことなどから、前の年よりも
111億円増加しました。
総務省は、政党や政治団体が総務省と各都道府県の選挙管理委員会に提出した去年1年間の
政治資金収支報告書を集計しました。それによりますと、収入は総額で2649億円で、
前の年よりも111億円、率にして4.4%増加しました。収入のうち、▽個人や団体などからの
献金は808億円で、前の年よりも79億円、率にして10.8%増加したほか、
▽政党本部や支部からの交付金が480億円で、前の年よりも75億円、18.6%増加しました。
いずれも衆議院選挙が行われたことから増えたのではないかとみられています。
主な政党の収入は多かった順に、▽自民党が前の年より10.9%減ったものの最も多く583億円。
▽共産党が0.8%減って534億円。▽民主党が23.5%増えて308億円。
▽公明党が5.7%増えて208億円。▽社民党が4.3%減って34億円。▽国民新党が
12%減って20億円。去年8月に設立された▽みんなの党が4億円。ことし4月に
改革クラブから党名を変更した▽新党改革は2億円。また、去年は政党要件を
満たしていた新党日本は3億円となっています。
*+*+ NHKニュース 2010/12/25[06:59:51] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101225/k10013066151000.html