国際宇宙ステーションに物資や人を運ぶ手段の1つとして注目されている、アメリカの
ベンチャー企業が開発した新型の宇宙船の試験機が、8日、フロリダ州の
ケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
新型の宇宙船「ドラゴン」を開発したのは、カリフォルニア州にある創業8年のベンチャー企業
「スペースX」社です。ドラゴンを載せた専用のロケットは、8日午前、ケネディ宇宙センターから
飛び立ち、9分30秒後に地上300キロの宇宙空間でドラゴンを切り離して、打ち上げは
成功しました。今回のドラゴンは試験機で無人ですが、スペースX社では、将来的には
宇宙飛行士を乗せて国際宇宙ステーションと地上の間を行き来する、いわば「宇宙タクシー」に
する計画です。ドラゴンは、地球の周りを2周したあと大気圏に突入し、太平洋に着水する
予定で、無事に帰還すれば、民間の企業として初めての快挙となります。スペースシャトルが
来年にも引退することが決まっているなか、アメリカ政府は、財政難から巨額の開発費用が
かかる次世代の宇宙船の開発を民間に委ねようとしており、ドラゴンの開発が順調に
進むかどうかは、アメリカの宇宙開発の今後を占うだけに、大きな注目が集まっています。
*+*+ NHKニュース 2010/12/09[07:50:30] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101209/k10015732411000.html
>>2 ふた昔前のネーミングセンスはともかく、打ち上げの写真はかっこいいな
一民間企業が宇宙船を打ち上げるなんて、やはりアメリカはスケールが違うわ
まあ、こっそり陰で政府が糸引いてるんだろうけれど
でも、これって日本のHTVの強力なライバルにならないか
日本の有人船の開発目標は15年先だし