【書籍】森達也さん、民意とメディア問う2冊出版 「僕たちはオウムを憎むことで少しずつオウム化しつつある」

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1 ◆GinGaOoo.. @銀河(第弐拾六期卒業生)φ ★
森達也さん、民意とメディア問う2冊出版 「オウム憎んでオウム化」

 映画監督の森達也さんの著書が相次いで刊行された。
『極私的メディア論』(創出版)は、2005年からの日本のメディア状況への批評を集めた。
『A3』(集英社インターナショナル)は、オウム真理教事件の裁判傍聴と被告人らとの面会を重ねる中で、
オウム元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚を別の視点から見ることをめざして書かれた。

 オウム信徒を追うドキュメンタリー映画「A」「A2」を撮った森さん。
『A3』は「オウムについてはもうこれで終わり、というつもりで書いた」という。

 同書に「つまり僕たちは、オウムを憎むことで少しずつオウム化しつつある」と記した。
オウム事件の起きた95年ごろを境に危機管理が最優先され、社会の集団化と管理統制が進んだという。

 「麻原に早く死刑判決を出せ、という民意のもとで、裁判も異例ずくめの進行をしてきた。
メディアは、集団の意向に逆らうのは許されないと、そうした民意をつくってきた。
今回の2冊は、民意とメディアの問題を論じた一つの集大成だ」

 「映画はなかなかペイしないし、テレビは規制が多い」と、活字の世界での仕事が増えたが、
「映像は活字よりもエモーショナルな表現で自分に向いていると思う。やはり本籍は映像だ」と
映画への意欲をみせた。(樋口大二)

■ソース:asahi.com(朝日新聞社) 2010年12月6日
http://book.asahi.com/news/TKY201012060089.html
http://www.asahi.com/culture/news_culture/images/TKY201012060084.jpg

■森達也公式サイト
http://moriweb.web.fc2.com/mori_t/

【関連スレ】
【社会】「娘を返せ!」と叫びながら包丁で…オウム真理教と闘い続けた男の最終手段とは
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1291541489/
2名前をあたえないでください:2010/12/07(火) 00:08:54 ID:wzvI1M8H
A3出るのか…
3名前をあたえないでください:2010/12/07(火) 00:26:13 ID:LP7JqRy1
そうかそうか
4名前をあたえないでください:2010/12/07(火) 02:33:32 ID:GgkFztVX

森・林もよく通名に使われるんだよね
5名前をあたえないでください:2010/12/07(火) 02:57:07 ID:hTwHgvum
事件が起こった時はまだ厨房だった。
当時は、新興宗教の教祖と信者の暴走ってシナリオを信じた。

大人になって思うことは、誰にも知られずに化学プラントを建てたり、
ロシアの軍用ヘリを購入したりするのは、相当大変。ってか無理。
誰の手引きも無く、狂った人間だけでやってのけるのは不可能じゃないかと思う。

裁判は、信者は教祖に責任を押し付け、教祖は一言も喋ること無く終わった。
不思議な事件だ。


6名前をあたえないでください:2010/12/07(火) 06:20:19 ID:8BPUMch2
バックに北朝鮮かロシアの諜報組織がついていて、オウムを手先にして日本の壊滅を謀った!とか考えるのは、ある種の逃げ。
「日本人があんなひどいこと出来る訳ない!」と思って気持ちを楽にしようとしている。
オウム上層部がロシアに個人的なルートを持っていたのは確かだろうけど、相手はそんな立派な組織じゃない。
軍用ヘリだって、使い物にならないぽんこつをつかまされただけ。
多分軍隊上がりのロシアンマフィアが、金儲けのためだけに接触してた。
悲しいかなオウムは、『ナイーブな」心の持ち主たちが、粗雑な考えで暴走してしまった、日本人そのものの犯罪なんだよ。
7名前をあたえないでください:2010/12/07(火) 18:08:55 ID:7eQRLfQO
>>6
暴走するカルトって、欧米にも時々現われるぞ。
「日本人すべてがダメ」みたいな極論を出すのは意味がないように思うな。

オウムの信者だった人が書いた、加納秀一(著)『カルトにハマる11の動機』
って本は面白かったな。
8名前をあたえないでください
モッズのボーカルしている人だよね。