根県の養鶏場で鳥インフルエンザのウイルスが検出された問題で、この養鶏場の周辺にある
島根県と鳥取県のあわせて4か所の農場ではいずれもウイルスは検出されず、
農林水産省では、これらの農場で制限していた卵の出荷を3日から再開することを認めました。
島根県の養鶏場で鳥インフルエンザのウイルスが検出された問題では、感染が確認されて以降、
養鶏場から半径10キロ以内にある島根県や鳥取県の4か所の農場でニワトリや卵の移動が
制限されています。島根県や鳥取県では、ほかに感染が広がっていないか調べるため、
周辺の農場で飼育されているニワトリの遺伝子などを詳しく解析しました。その結果、
周辺の4つの農場すべてで鳥インフルエンザのウイルスは検出されず、これまでのところ、
感染はほかに広がっていないことがわかりました。これを受けて、農林水産省は、
半径10キロ以内の4つの農場で制限していた卵の出荷を3日から再開することを
認めました。一方、同じように移動が制限されているニワトリについては、発生養鶏場での
処分と消毒が終了してから3週間、異常のないことが再開の条件で、移動制限は
まだしばらく続くことになります。
*+*+ NHKニュース 2010/12/03[07:44:43] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101203/k10015612281000.html