小松織物工業協同組合は28日までに、航空自衛隊小松基地で10月3日に開催される航空祭のオリジナルグッズとして、
同基地に配備されているF15戦闘機を描いた磨輝(みがき)布を完成させた。
戦闘機を得意とする航空デザイナーが図案を手掛け、細かな部分もリアルに描写された。
戦闘機を描いたのは航空雑誌でも活躍している福田智萌子(ともこ)さん(東京)で、磨輝布は2種類製作された。
一つは小松ゆかりの歌舞伎「勧進帳」にちなみ、弁慶が読み上げた勧進帳風の巻物や弁慶の衣装を戦闘機の周囲に表現した。
生地に使われているのは、太さが通常の糸の7分の1程度の超極細繊維で、
眼鏡やカメラのレンズ、パソコンなどの画面を傷付けずに汚れやほこりを取ることができるほか、
「肌をふけばつるつるになる」(同協組)という。
磨輝布は水色とサーモンピンクの2種類あり、1枚500円で販売する。
航空祭では戦闘機を描いたネクタイや傘、クッションなども提供する。
グッズ製作委員会の北出智久会長は「新しいグッズをファンの人に楽しんでもらい、航空祭を応援したい」と話した。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100929104.htm http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100929104.jpg (北國新聞)