毎日新聞 9月28日(火)23時14分配信
ギリシャの都市ピレウスで28日、北朝鮮から来たコンテナ船がミサイルを含む
多数の武器をシリアに向けて輸送しようとしていたことが港湾当局の調べで判明した。
当局は詳細を明かしていないが、パレスチナ系過激組織にあてたものではないかと推測されている。
ドイツのDPA通信が、現地報道をもとに伝えた。
武器は複数のコンテナから見つかったが、コンテナに武器が含まれているとの表示はなかった。
一方、ロイター通信によると、当局の検査で四つのコンテナから軍事転用が可能な資材が発見されたという。
船はフランス企業の所有で、船籍はドイツだった。
北朝鮮は弾道ミサイルの輸出国として知られているが、
国連安全保障理事会は現在、北朝鮮に対してすべての武器輸出入を禁じる制裁を科している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100928-00000129-mai-int