知床五湖遊歩道の利用料 環境省400円提案 合意持ち越し(09/17 09:39)
【斜里】世界自然遺産・知床の知床五湖(オホーツク管内斜里町)の利用方法について
環境省や町、住民が話し合う「知床五湖の利用のあり方協議会」の会合が16日、同町ウトロで開かれた。
来春から遊歩道への立ち入り時に利用者が負担する手数料について、
環境省は「大人400円」とすることを提案したが、地元側との合意には至らなかった。
遊歩道の立ち入りには、来春から講習の受講などが義務づけられ、手数料収入は、その費用などに充てる。
環境省は12歳未満の手数料については200円と提案した。
環境省は期間中の利用者を3万人と想定し、大人1人380〜400円が必要との試算を示した。
これに対して、観光業者からは「観光客のピーク時と、それ以外の時期を異なる料金設定にすべきだ」などの意見が出た。
環境省は再度試算し、次回28日に開かれる会合で合意を目指す。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/251486.html (北海道新聞)