#中札内の旧公有地から産廃26トン 2010年09月10日 14時28分
中札内村が2008年に公売した旧村有地(元札内西1線)の地中から、
鉄くずなど大量の産業廃棄物が見つかったことが9日までに分かった。
村が撤去作業を進めている。
同地は面積2万8000平方メートルの雑種地。現所有者が7月末、
砂利を掘り起こした際、西側の深さ2?3メートルほどの地中に廃棄
物を見つけ、役場に届け出た。
役場職員が現地で確認した。村によると、廃棄物は約26トンに上
り、ビニール製の肥料袋に入った鉄くずや木の根のほか、タイヤな
どもあった。
同地は村土地開発公社と村振興公社が民間から取得し、さらに
村が両公社から1989年に購入。どの時点で廃棄物が埋められ
たかは分からないという。
現所有者とは現状での引き渡し契約だったが、村は「公的機関
として道義的責任を取る」とし、村の費用負担(予算962万円)で
8月中旬から撤去作業に入った。作業は今月中に終わる見込み。
村は「どこまでさかのぼって調べられるか分からないが、原因を
究明する」としている。
ソース;十勝毎日新聞
http://www.tokachi.co.jp/news/201009/20100910-0006578.php