【社会】高校無償化の一環で支給された私立高校生への支援金、一部の高校が授業料減免幅を縮小 生徒側負担軽減されず[9/6]

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1 ◆TvN8RkVODg @口中たん(091116)φ ★
時事通信 9月6日(月)2時35分配信

高校無償化の一環で私立高校生らに支給されている就学支援金をめぐり、
一部の高校が支給を機に学校独自の授業料減免制度を縮小したことが5日、分かった。
支援金が、本来の目的である生徒側の負担軽減につながっていない実態が浮かび上がった。

野球やサッカーの強豪校としても知られる鹿児島県西部の私立高校の保護者によると、
同校は1月、授業料減免対象となる生徒側に
「就学支援金は授業料の減免分に充当させていただきます」とする資料を配布した。

この保護者によると、同校は月4万8500円の授業料のうち、同1万8500円を減免するとしていたが、
制度導入後、同9900円の支援金全額を減免分から差し引き、実質的な減免額を同8600円に変更。
学校側の負担を軽くし、生徒側の支払額は同3万円に据え置いた。
文部科学省によると、全国のほかの私立高校についても同様の相談が複数あるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00000012-jij-soci