★米軍施設 焼い弾100発処理
8月27日 17時11分
神奈川県相模原市のアメリカ軍の施設の土の中から戦時中に製造されたとみられる焼い弾が
この1か月ほどでおよそ100発が見つかり、アメリカ軍は27日、施設内で爆破処理しました。
相模原市中央区にあるアメリカ陸軍の「相模総合補給廠」では、訓練施設の工事現場で、
戦時中にアメリカ軍が製造したとみられる焼い弾がこの1か月ほどでおよそ100発見つかり
ました。アメリカ軍は、信管が残ったものもあり、外に移すことができないとして施設内で爆破処理
すると事前に地元の相模原市などに伝え、27日午前、4回にわたって爆破処理をしました。
この施設では去年11月にもおよそ90発の焼い弾が見つかり、このときはアメリカ軍側から
詳しい説明がないまま爆破処理が行われるなどしたため、大きな爆発音や振動に住民からの
問い合わせが相模原市に相次ぎました。今回は、騒音対策として穴を掘って焼い弾を土に
埋めてから爆破処理が行われ、市には住民から騒音への苦情は寄せられなかったということです。
近くで見守った相模原市の加山俊夫市長は「終わってほっとしたが、施設にどういうものが
埋まっているのか心配なので、アメリカ軍にはしっかりと調査してほしい」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100827/t10013614841000.html