【長春(中国吉林省)時事】中国東北部を訪問していた北朝鮮の金正日労働党総書記を乗せたとみられる特別列車が
28日夜(日本時間同)、滞在先の吉林省長春市の長春駅から出発した。平壌への帰国の途に就いたとみられる。
金総書記はこの日午前、同市で農業や経済関係の視察を行った。
金総書記のものとみられる車列は、長春市内にある宿泊先の省政府迎賓館・南湖賓館を出て長春駅に入った。
金総書記はこの日午前、市内の農業展示施設などを視察した後、昼すぎに再び南湖賓館に戻っていた。視察には
中国指導部も同行、中国側の手厚いもてなしぶりが目立った。
午後には中国の自動車大手「第一汽車」の工場視察が予定され、工場周辺は厳戒態勢が敷かれたが、関係者によると、
中止となった。金総書記の動向をめぐる情報は錯綜(さくそう)しているが、28日夜になって長春駅の警備が厳しく
なっていた。金総書記は帰途、他の都市に立ち寄る可能性もある。(2010/08/28-23:46)
ソース: 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010082800297 http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20100828at59b.jpg ※依頼があり立てました。