【経済】日興コーディアル証券、FX取引から撤退 収益・シェア伸びず

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1鬼松茸(100901)φ ★
日興コーディアル証券は10月30日付で、外国為替証拠金(FX)取引業務から撤退する。
大手・ネット証券や専業業者との競争が激しくなり、収益やシェアが伸び悩んでいたためだ。

8月からFX取引には証拠金に対する取引金額の規模を制限する「倍率規制」が設けられた。
同規制が導入されてから、大手の撤退が明らかになった初の事例となる。

本業の株式委託売買の手数料収入が低迷するなかで、野村証券や大和証券は個人投資家向けのFX業務を強化している。
FXに見切りをつけた日興の選択は、大手証券間の戦略の違いを示す象徴的な事例ともいえそうだ。

日興は2003年にFX業務に参入。
個人投資家向けサービスの一つとして、昨年10月に三井住友フィナンシャルグループ傘下に入ってからも提供を続けてきた。

ただ、FX業務に参入する会社が増えたほか、8月から証拠金の倍率規制が導入されたこともあり、採算が改善する可能性は低いと判断した。

ソース  日本経済新聞 2010/8/27 20:08
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819591E0E5E2E3968DE0E5E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2