【経済/調査】金の世界需要、4〜6月期は36%増 調査機関調べ

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金の世界需要、4〜6月期は36%増 調査機関調べ

2010/8/25 17:21

金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は25日、4〜6月期の世界の金需要が前年同期比36%増加したと
発表した。この世界需給統計によると投資需要(特定できない用途を含む)が前年同期に比べ2倍強の534.3トンに増加。
ギリシャ危機に端を発した欧州の財政問題を背景に、資金の逃避先として金が人気を集めたことが見て取れる。

WGCによると第2四半期の金需要は1050トンとなった。ニューヨーク金先物価格が6月21日に中心限月ベースで
1トロイオンス1266.5ドルまで上昇して最高値を更新した時期にあたり、金額ベース(ドル換算)では前年同期比77%増に
達するという。需要を押し上げた投資需要のなかでも、金の上場投資信託(ETF)の増加が目立ち、291.3トンと約5倍に
膨れあがった。

宝飾品需要は、価格高騰に直面しつつも408.7トンに達し、前年同期比5%減の水準を維持した。中国と最大の市場である
インドの活発な消費が支えており、年内はけん引役を続けるだろう、と指摘している。〔NQN〕

ソース: 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E7E2EA818DE0E7E2EAE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2

※依頼があり立てました。