マケイン氏、共和党予備選で勝利 上院5期目を目指す
(CNN) 11月の米中間選挙に向け、共和、民主両党がそれぞれ候補者を決める予備選が24日、アリゾナ、フロリダなど
5州で行われた。アリゾナ州の共和党上院選候補を選ぶ予備選では、2008年大統領選でオバマ大統領に敗北した
マケイン上院議員が激戦の末に候補指名を獲得し、5期目の続投を目指すことになった。
マケイン氏は予備選で、保守派のヘイワース元下院議員と対決。2000万ドルの選挙資金を費やし、不法移民問題など
で保守寄り路線への修正を迫られながら激戦を展開した。
マケイン氏は、上院での任務継続に向け「持てる力と信念をすべて出し切って闘う」と表明。中間選挙では共和党が
上下両院で過半数を獲得することを確信していると述べた。同州は伝統的な共和党地盤で、マケイン氏が民主党候補を
退け、上院議員に選出されるのは確実とみられる。
フロリダ州では同日、知事選に向けた共和党予備選で、4月の出馬表明以降5000万ドルの資金をつぎ込んだとされる
資産家のリック・スコット氏が、ビル・マコラム司法長官との接戦を制し、勝利演説で党内の和解と団結を訴えた。同州では
民主党が上院選候補を決める予備選も行われ、ケンドリック・ミーク下院議員が実業家ジェフ・グリーン氏に勝利した。
この日はほかに、アラスカ、バーモント、オクラホマの各州でも予備選が実施された。
ソース: cnn.co.jp
http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201008250021.html ※依頼があり立てました。